消費者金融の本音
消費者金融というのは今時の呼び方ですが、かつては「サラ金」と呼ばれていました。これはサラリーマン金融の略ですが、その頃のイメージというのはほとんどが悪いものだと思います。暴力的な取り立てや高い金利など、「泣く子も黙る高利貸し」なんて言葉もあったほどです。そんな彼らですが、今ではまるで銀行のような業態になって金融業を継続しています。 相次ぐ法改正によって消費者金融に対する締め付けはきつくなってきており、営業そのものの継続が困難になっているとも言われています。しかも経済情勢が悪化してきているので債務整理の件数も増えており、その経営状態に追い討ちをかけています。 昔はよく「サラ金ビル」と呼ばれるような雑居ビルが街中にたくさんありました。消費者金融というのは入居できるビルが限られているので(ビルのオーナーが嫌がるため)、どうしてもそういったビルには多くの消費者金融がこぞって入居します。その結果、上から下まで全てが金融業者で埋まるということになるわけですが、こういうビルが少なくなったという印象は否めません。しかも、中小業者はほとんど姿を消し、今あるのは大手の銀行系業者だけです。 こんな状況で金融業を続けるのはバカバカしいというのが本音のようで、先日経営破綻した武富士も資金繰りがそこまで悪化していないのにさじを投げたわけですから、バカバカしくなってしまったのかも知れません。- 次のページへ:実録・消費者金融の取立て
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